どうも!
今回は、GoogleのGemini CLIをWindowsにインストールして使う方法を解説します。
一緒に手を動かしていけば、Gemini CLIを利用できるようになりますからね!
では、いってみましょう!
Gemini CLIとは?
Gemini CLIは、Googleが開発したオープンソースのAIエージェントであり、同社の最先端大規模言語モデル「Gemini 2.5 Pro」などの能力を、コマンドラインインターフェース(CLI)から直接利用できるツールです。
Gemini CLIの主な特徴6つ
Gemini CLIの主な特徴が6つあるので、それぞれ解説します。
特徴1:ターミナルから直接AI機能を利用可能
geminiコマンドを使って、自然言語でコーディング、デバッグ、情報検索、ファイル操作、シェルコマンドの実行、プロジェクト全体のリファクタリング、定型的な開発タスクの自動化などが行えます。
特徴2:リアルタイムWeb検索機能
Google検索のリアルタイムAPI(google_web_search)を活用し、最新のWeb情報を取得できる点が従来のAIツールと大きく異なります。
特徴3:オープンソースで拡張性が高い
Apache 2.0ライセンスの下で公開されており、誰でもソースコードの閲覧・検証・改良が可能です。
特徴4:AIエージェントとして「行動」できる
単なるチャットボットではなく、ファイルの読み書きやコマンド実行など、ユーザーの指示に基づき実際にシステム上で動作します(ReActループによる自律的なタスク実行)。
特徴5:開発者や技術者向け
ローカルのコードベースと連携し、日常的な開発ワークフローの効率化や自動化を強力にサポートします。
特徴6:導入が容易
Node.js環境があれば、npxやnpmで簡単にインストール・利用できます。
といった感じで、Gemini CLIは、Googleアカウント認証によるセキュアな運用や、コミュニティによる拡張も進んでおり、今後の開発環境におけるAI活用の中核的なツールとして期待されています。
Gemini CLIをWindowsにインストールする方法
それでは、ここから Gemini CLIをWindowsにインストールする手順を解説していきます。
- Node.jsをインストールする
- Gemini CLIをインストールする
- Gemini CLIの起動とセットアップについて
順番に解説していきます。
手順1:Node.jsをインストールする
まずは、下記リンクから、Node.jsの公式サイトにアクセスしましょう。
そしたら、「Node.jsをインストールする」ボタンを押します。

次に、「Windows インストーラー (.msi)」と書かれたボタンをクリック。

「node-v22.17.0-x64」
そのときのバージョンによりますが、こんなファイルがダウンロードされるので、ファイルをダブルクリックしてインストールしていきましょう。
ファイルを開いたら「実行」。

そして、「Next」

左側のチェックボックスにチェックして、「Next」。

ファイルを保存する場所を指定しましょう。
私はイジりませんでした。指定したら「Next」。

「Custom Setup」とか意味わからないので、スルーして「Next」。

次の「Tools for Native Modules」で怪しげなチェックボックスが出現します。

ここには以下のように書かれています。
automatically install the necessary tools. note that this will also install chocolatey. the script will pop-up in a new window after the installation complates.
日本語に翻訳すると下記です。
必要なツールを自動的にインストールします。これにより chocolatey もインストールされることに注意してください。インストールが完了すると、スクリプトが新しいウィンドウにポップアップ表示されます。
翻訳しても不明なので、私はチェックを入れずに「Next」ボタンを押しました。
※特に問題なく使えています。
次の画面で「Install」ボタンを押します。

インストールされるまで待ちましょう。

以下の画面に切り替わったら「Finish」を押せば、Node.jsのインストールは完了です。

注意ポイント この Node.js がインストールされていないと、Gemini CLIは利用できないので、必ずはじめにインストールしてください。
手順2:Gemini CLIをインストールする
ここからは、Gemini CLIをインストールしていきます。
と、その前に、Windows Power Shell にて、Node.js が無事インストールされているか確認しておきましょう。
まず、Windowsの検索窓に「Power Shell」と打ち込んでみましょう。
すると、どこかしらに表示されるので、ダブルクリックします。

黒か青の画面が立ち上がるので、下記を入力します。
node -v
「v22.17.0」などのバージョンが表示されればOK。

次に、下記を入力します。
npm -v
ここで、上手くいけばいいのですが、私の場合はエラーになりました。
こんな感じ↓

私と同じように、このエラーが出た場合は、下記を入力してください。
Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser -ExecutionPolicy RemoteSigned
すると、実行ポリシーの変更を尋ねられます。
私は「Y」を打ち込みました。

その後、再び「npm -v」と入力したらイケました。

黄色いラインの箇所のように数値が示されてれば上手くいってます。
ここからインストールに入り、しばらく待ちます。
「add 432 pacages in 48s」みたいに表示されれば完了です。
※数値は同じかわかりません。

手順3:Gemini CLIの起動とセットアップについて
ここからは、Gemini CLIのセットアップを行っていく手順を解説していきます。
まず、Windows Power Shell に、「Gemini」と入力してEnterを押してみてください。
すると、「>GEMINI」書かれたCLIが立ち上がります。

赤枠は、背景や文字色の設定です。好みのものを選んでEnterを押しましょう。
次は、使用用途にもよるのだと思いますが、私はひとまず「Login with Google」を選びました。

すると、Googleのページが自動で開きアカウント入力画面になります。

ログインを求められるので、ログインしましょう。

下記の画面になれば、Google CLI にアクセスできるようになっています。

さぁ、ようやくGoogle CLI が使用できるようになりました!
最後に、なんか試しに打ち込んでみます。
ここでは、「あなたは誰ですか?」と打ってみます。

すると、「私はGoogleによってトレーニングされた、大規模言語モデルです。」と返答がありました。
いかがでしたか?
これで、あなたもGoogle CLI を使ってノーコードでコーディングしていく準備が整いました!
ぜひ、参考にしていただければと思います。
今回は以上です!